いつもご購読ありがとうございます。
「ついのすみか」は、「終の棲家」・「終の住処」と書き、
最期を迎える時まで生活する住まいのことです。
私のマネーセミナーでは、
住宅ローン控除 = ついのすみか
とお伝えしています。
欧米では、老後も住める公営の賃貸住宅が政策として確保されています。
日本では、そういった「老後も住める公営の賃貸住宅」があまり政策として確保されていません。
その代わりにあるのが『住宅ローン控除』という政策です。
住宅ローン残高の数%を所得税・住民税から控除してくれる、というものです。
ということは・・・
所得税をそれなりに払っている現役世代でないと恩恵が受けられません。
ということは・・
「現役のうちに老後の住まい(ついのすみか)を用意しておきなさいよ」
という国からのメッセージなのです。
年金で暮らす世帯の収支をみると・・
収入 211,135円 うち年金収入177,970円
支出 278,645円 うち住居費17,140円
となっています。
※世帯主が60歳以上の無職世帯(2人以上の世帯)
生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」平成27年
住居費が17,140円ということは、住居は「持ち家」である、ということが分かります。
この金額を見る限り、持ち家より賃貸の方が住居費がかかることはあきらかです。
年金額は「持ち家」か「賃貸」かという基準で増減はないので、老後が賃貸の方は住居費相当の貯蓄が必要になります。
裏を返せば、年金に賃貸料は含まれていない、ということです。
最近では、最期は病院や老人ホームで迎えるという方が多いです。
持ち家とは別に、老人ホームに入居するための資金も必要ですが、他に住む人がいない場合は、持ち家を売却して資金を工面できる可能性もあります。
可能性といったのは、売却価値がない場合もあるからです。
現在の国の政策から考えると、「持ち家」について若い頃から検討する必要があるのがお分かりと思います。
若い頃から「ついのすみか」ってイメージわかないですよね(^^;
なので、私のママセミナーではいつもお伝えしています。
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