副業と複業

ちょこトク

2019年02月18日 07:00



いつもご購読ありがとうございます。

2018年に厚生労働省のガイドラインが改定され
副業が、「原則禁止」から「原則自由」へと方針転換されました。
もちろん副業は、本業である会社の利益に反しないことが大前提ですが。

2018年は副業元年とも言われ、多くの企業が副業OKになりました。

<副業を認めている企業>
ロート製薬
サイボウズ
リクルート
ソフトバンク
ヤフー
サイバーエージェント
ディー・エヌ・エー
ユニチャーム
アサヒグループホールディングス
新生銀行
カブドットコム証券
リクルート
アクセンチュア
丸紅
日産自動車
セガサミーホールディングス
ほか

「兼業」も副業と同じと考えていいでしょう。

「副業・兼業」は本業あってのサブの仕事という位置づけで

・本業の収入の足しにしたい
・やりたい仕事・好きな仕事をしたい
・スキルアップをしたい
・持っている資格を活用したい

などの動機で始められる方も多いようです。
しかし、本業の「専門能力」が流出するような副業はNGの会社がほとんどです。

そして最近急速に話題となっているのが「複業」または「パラレルワーク」というものです。

パラレルとは「平行」という意味です。
パラレルワークは、同時並行でビジネスをすることを意味する言葉で、「複数の収入源を持ち、一つのビジネスに依存しない働き方」ということです。

副業とは違い、どの仕事も「本業」なのです。

パラレルワークは、ピーター・ドラッガー氏が、著書「明日を支配するもの」で提唱している社会での生き方のひとつです。
気が付かないうちに変化し多様化する社会で求めらる人材は、
「特定の組織に依存しない人達だ。そして、自分のキャリアは自分で決める人達だ」
と述べています。

AIなどのテクノロジーの進化、終身雇用の崩壊、企業寿命が25年以下に落ちた昨今では、いくら大企業に勤務していたとしても人生100年時代をのりきることができないかもしれません。

ひとつの本業だけでは将来の保証もありませんので、パラレルワークで「リスクヘッジ」をすることも可能です。
また、複数の本業を持つことで人脈も広がり各本業の相乗効果も期待できます。
現在では、第2のキャリアとしてスタートする方がほとんどです。

時間管理が上手にできない方は、複数の本業を抱えてアップアップになってしまう、などのデメリットももちろんあります。

「パラレルワーク」ってハードル高そう・・
って思う方も多いと思いますが、そういったマインドで生きていかないとのりきれない、ということです。

私も求人の仕事をさせていただいたことがありますが、「事務経験あり」ということで面接をしたところ「会社のオフコン(専用機)しか使っていなかったのでエクセルが使えない」といった方の多いこと・・
汎用性のない仕事を一生懸命やって、他のスキルを身に着けなかったのですね。
ひと昔前なら「会社のために尽くしてくれてありがとう」って感じですが、現在では「残念な人」かもしれません。

以前のブログ「働き方の多様化で所得税も変化する」
https://ameblo.jp/ssslifedesign/entry-12435709053.html
でもご紹介しましたが、2020年より給与所得控除が縮小して、基礎控除が拡大します。
「会社に頼らず、自分で生きていく力をつけないさいよ」
という国からのメッセージです。

2020年は複業(パラレルワーク)元年になるかも?!

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