資産を守るための置き場所

資産を守るための置き場所

いつもご購読ありがとうございます。

みなさまはどこに金融資産を置いているでしょうか?

財布の中
タンスの中
銀行
保険
証券会社
会社の財形や持株会
などなど。

財布は落としたり、盗難に遭うリスクがあります。
タンスは盗難や火災リスクもありますが、金利が付かないためインフレで価値が目減りしてしまうリスクもあります。

銀行は・・
盗難や火災リスクはかなり低いですが、低金利のためインフレで価値が目減りしてしまうリスクがあります。
しかし、ペイオフがありますので、預金保険制度の加盟金融機関に口座を持つ預金者一人につき元本1,000万円と利息は保証されます。

JAなどの農水産業系金融機関も貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)があり、預金保険制度同様元本1,000万円と利息は保証されます。

地元ネタですが、1月に浜松信用金庫と磐田信用金庫が合併して浜松磐田信用金庫となりました。
合併後は、手数料などサービスも少し変わったようです。
さてペイオフですが、合併後1年間は元本2,000万円と利息が保証され、合併後1年経過後は通常の元本1,000万円と利息の保証になります。

2019年4月からゆうちょ銀行の預入限度額が1,300万円となります。(変更前は1,000万円)
1,300万円に含まれるものは通常貯金・通常貯蓄貯金・定額貯金各種・定期貯金など財形貯金各種を除く貯金です。
しかし、ペイオフ上限は1,000万円なのでご注意下さい。

保険の場合も、保険契約者保護機構があり、保険会社の経営が破綻した場合でも、一定の契約者保護が図られます。
例:自賠責や地震保険は100%補償、死亡保険や生存保険は責任準備金の90%までを補償

証券の場合は、顧客の資産を自己の資産と分別して管理することが法令で求められているので(分別管理)、証券会社に預けてある資産は全額保護されます。
しかし、証券会社で運用している商品自体が価格変動しているので、運用を始めた時点での価格が保証されているわけではないですよね。

そうしてみると、すべての条件をクリアした「資産を守るための置き場所」はなさそうですね。
いろいろな場所に「分散」して資産を置き、守っていくしかないのです。
分散の仕方にも黄金ルールがあるわけでもないので、考えどころなのです。

金融資産の他にも、土地・建物などの不動産もありますし、資産を守る方法は奥が深いのです。

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